文字コード。最初の行、または少なくとも文字コードがASCII範囲以外の行の前が望ましい。
イベント送信元。
イベント送信元の属性。下記の通り。複数ある場合はカンマでつなげたもの。
ID: OnTranslateについては、トランスレート元のイベントの属性を引き継ぐ。
スクリプト実行時のセキュリティレベル。下記のいずれか。
ID: OnTranslateについては、トランスレート元のイベントの属性を引き継ぐ。
できるだけ最初のほうの行で通知される。少なくともIDヘッダより前に現れる。
externalの場合は実行中マシンの外部からの通知なので、セキュリティ的に取り扱いに注意を要する。
SenderTypeのinternal/externalとは別の概念であり、アプリケーション外から発生したイベントであっても、安全とみなして良いものはlocal判定となるので、SenderTypeがexternalでもSecurityLevelがlocalとなる場合がある。
送信元サーバを示すURL風の文字列。以下の形式となる。HTTPヘッダのOriginと考え方は同じ。
SecurityOrigin: null
SecurityOrigin: <scheme>://<hostname>
SecurityOrigin: <scheme>://<hostname>:<port>
scheme は通常、http,https,sstpのいずれか。hostnameは送信元サーバ名かIP。portは返信受付可能なポート。
SSTPなどでヘッダが指定されていない、そもそも送信元の概念がないなど、情報なしの場合はnullとなる。
SSTP仕様のSecurityOriginも参照すること。
ゴーストの実行状態。下記の通り。複数ある場合はカンマでつなげたもの。
イベント名、またはテキストリソースの識別子。
互換可能な基本のイベント名。
例:OnFirstBootはOnBootと互換で、かつOnFirstBootはOnBootの亜種なので、OnFirstBootのBaseIDにはOnBootが入る。
イベントに付随する追加情報群。Referenceの後には数字が入る。入れられる行数は制限なし(メモリが許す限り)
SSTPからイベント通知が来た場合に限り、SSTPのリクエストヘッダ内で"X-SSTP-PassThru-"ではじまるものがそのまま通知される。
SSTP以外の時は追加されない。
HTTPと同じく、200番台が成功、ほかはなにかしらの失敗(エラー)を示す。
現在主に使用されているのは下記の通り。
文字コード。最初の行、または少なくとも文字コードがASCII範囲以外の行の前が望ましい。
送り主。通常はSHIORIの名前。
喋りたいスクリプト。
[実験的機能]
リクエストメソッドがNOTIFYの場合でもSakuraScriptを実行するための拡張機能。
このヘッダでSakuraScriptを返すと、即時実行される。GETの場合はValueヘッダのスクリプトを実行する前に実行される。
実行できるタグは極めて限られ、他のタグやその他文字列は全て無視される。
メソッドがNOTIFYでない時や、Valueヘッダがすでにある時は無視される。 2.6.76で制限廃止
現在実行できるタグは以下の通り:
下記のいずれか。
喋りたいスクリプトのSecurityLevel。externalだと一部のスクリプトがセキュリティ機能により実行不能になる。
バルーンマーカー(バルーン下側の追加情報)に表示したい文字列。
SHIORI内部で起きたエラーのレベル。下記のいずれか。複数のエラーを表現したい時はバイト値1で区切る。
このヘッダがある場合は、ユーザーになにかしらのエラーが起きたことが通知される。
通知されるレベルはユーザーが設定変更可能。通常はerror以上。
SSPの場合はエラーログに記録され、エラーアイコンが通知領域に出る。
SHIORI内部で起きたエラーの詳細情報。ErrorLevelがある場合のみ有効。
複数のエラーを表現したい時はバイト値1で区切る。
ErrorLevelとErrorDescriptionの要素数は必ず同じでないといけない。
バルーンのオフセット値(X,Y)。
コミュニケートを送りたい場合、ゴーストの\0側の名前。
コミュニケートの追加情報。
レスポンスのReference1=SSTP CommunicateのReference0=受け手のOnCommunicateのReference2
互換性の問題で以上のようにずれてしまうことに注意。
コミュニケートの世代数。初回はゼロ。やりとりを重ねるたびに+1。
SSP拡張だが、実質はSHIORI/2.x互換処理。
コミュニケート中に「相手側に」表示したいバルーンマーカー文字列。
SSTPのMarkerヘッダとして送信される。
SSTPからイベント通知が来た場合のレスポンスに限り、このヘッダがSSTPのレスポンスにそのまま追加される。
SSTP以外の時は無視される。
複数のヘッダを指定可能だが、複数返したい場合はヘッダ名を変えること。
(旧ヘッダ名:X-SSTP-Return- は廃止予定)