ファイル構成「インストール」のページも参考に。
ゴースト、バルーン、シェル他の伺か/SSPコンテンツアーカイブ(.narなど)のインストール設定ファイル。 全てのアーカイブは解凍して手動でインストールする事もできるが、適切に設定されたinstall.txtの存在によって、インストーラ機能が有効になり、アーカイブのD&Dなどの簡易な手段でのインストールが可能となる。
ゴーストの場合(バルーンやプラグインもtype部分を変えるだけでほぼ同じ)
charset,Shift_JIS
name,凡例さん
type,ghost
directory,example
追加シェルの場合
charset,Shift_JIS
name,凡例さんアルティメットフォーム
type,shell
directory,ultimate
accept,凡例さん
ゴーストのサプリメント(追加ファイル)の場合
charset,Shift_JIS
name,凡例さん猫化パッチ
type,supplement
accept,凡例さん
ゴーストにバルーンを同梱する場合
charset,Shift_JIS
name,凡例さん
type,ghost
directory,example
balloon.directory,example_balloon
balloon.source.directory,balloon
※SSPのみ 複数インストール用パッケージの場合の最上位に置くもの
(同梱する各内容に置くinstall.txtは普通どおりの記述でよい)
charset,Shift_JIS
name,凡例さんファミリー一括入居パッケージ
type,package
charset指定は必ず1行目で行う(Shift_JISの場合省略可)。
name、typeは必須。directoryもtypeがsupplementかpackage以外の場合は必須。
それ以外の項目は、必要に応じて指定する。
追加シェルやサプリメントの場合、想定外のゴーストにインストールされる事を避けるためにaccept指定が利用できる。
特にサプリメントは予期せぬファイルの上書き破損事故の危険性があるためほぼ必須。
accept指定に用いるのはゴースト名ではなく本体側名であることに注意。
SSPでは、バルーンやプラグインをゴーストかシェルに同梱させる場合、*.directoryを利用する。
なおnameは主に、インストール系SHIORI EventのReferenceでの通知内容に用いられる。
ゴーストによってはこの情報を利用して、インストールされた直後の対象へ切り替えを実行できるような機能を備えている場合があるが、descript.txtにある実際のゴーストのnameとinstall.txtでの表記が異なると、その切り替えが正常に働かなくなるので注意。
表示する文字コード。旧い環境との互換性を考慮する場合はShift_JIS、それ以外はUTF-8を推奨。
(OSの標準設定またはSSP->国際化->省略時の文字コード->テキスト定義)
そのオブジェクトの名前。
省略不可
アーカイブの内容の種別。種類は下記の通り。
[旧仕様](SSPのみ) calendar のみを書くと calendar skin と同等の扱いになる。
calendar pluginが無かった時代の互換用途であり、現在は書いてはいけない。
省略不可
アーカイブを受け取ることができるゴーストの本体側の名前(=\0名,sakura名)。
もしくはゴースト側descript.txtのinstall.acceptに設定してある名前でも可。
追加シェルや追加ファイル(supplement)など、特定ゴーストに渡す内容では必ず用いる。
挙動なし
そのアーカイブインストール後のディレクトリ名。半角英数推奨。
省略不可/type,packageの場合のみ不要。
数値に1をセットすると同じディレクトリのファイルを全て消去してからインストールする。
1以外の任意値(refresh無効)
refreshの消去から除外するファイル名。
複数ある場合はコロン「:」で区切る。
パス指定不可。全てのディレクトリの指定したファイル名のファイルが除外される。
挙動なし
同時インストールする内容のインストール後のディレクトリ名。半角英数推奨。
*部分には同時インストールする内容のtype(balloon、headline、plugin、calendar.skin、calendar.pluginのいずれか)が入る。
複数の同じ種類のものをインストールしたい時は、*部分を balloon0,balloon1,...のように、種類の後ろに数字をつけて複数書けば良い。
typeがghostかshellの場合にのみ設定可能。
挙動なし
同時にインストールする内容のアーカイブ内でのディレクトリ名。半角英数推奨。
同時にインストールする内容の、設置後のディレクトリ名とアーカイブ内でのディレクトリ名が一致しない場合に設定。
*.directoryで設定したディレクトリ名
同時にインストールする内容のrefresh設定。
1以外の任意値(refresh無効)
同時にインストールする内容のrefreshundeletemask設定。
挙動なし
ファイル構成「ネットワーク更新」のページも参考に。
クライアント(ユーザ)のファイルは、更新時にサーバ(作者)のファイルで上書きされるだけで、同期されるわけではない。
つまり、一度クライアント側にダウンロード・作成されたファイルは、例えサーバ側で削除したとしても取り除く事ができない。
従って、公開後に一度公開したファイルを削除する必要がある場合にはdelete.txtにそのファイルを記載しなければならない。
なおdelete.txtは削除実行後も自動で削除されず、一度記載した内容は、変更しない限り永久に除外され続ける。
以下はSSPのみの仕様。
ghost\master\ai.dtx
ghost\master\testdict\
shell\master\surface110.png
ネットワーク更新時に削除するファイルをゴーストのホームフォルダからの相対パスで列挙する。
相対パスの階層は「\」区切り。
フォルダごとの指定も可能で、その場合は末尾を\で終える。
挙動なし
ファイル構成「ネットワーク更新」・ファイル構成「インストール」のページも参考に。
SSPがアーカイブやネットワーク更新情報ファイルの作成時に、対象とするファイルにオプションを設定するためのもの。
SSPにゴーストなどのパッケージのフォルダをD&Dすることで、アーカイブ(.nar)やupdateファイル(updates2.dau)を作成する機能があるが、その機能の実行時に参照される。
従って原則的には他のツール、「そだて」や「ゴースト配布系自動化システム」を使ってそれらのファイルを作成した場合は全く無関係なので注意。
例外として、「さとりすと」のようにdeveloper_options.txtを読み取って利用する機能が実装されているものもある。
ghost/master/savedata.txt,noupdate
shell/old/,nonar
ghost/master/profile/,nonar,noupdate
設定は一つの対象(ファイル・フォルダ)に対して1行で行う事に注意。例えば以下のような記述を行うと、後ろ(下)で行っている設定だけが反映されて、nonarオプションが無効になる。
ghost/master/profile/,nonar
ghost/master/profile/,noupdate
二つのオプションを指定する場合、正しくは先述の通り
ghost/master/profile/,nonar,noupdate
とする。
ゴーストのホームフォルダからの相対パスで指定したファイル・フォルダについて、カンマ区切りでオプションを指定する。
相対パスの階層は「\」でなく「/」で区切る。
フォルダを指定する場合は、末尾に/を付ける。
ワイルドカードとして*と?を使用可能 (SSP 2.5.17より)
オプションの内容は以下。
いずれもファイル作成時の制御であるため、SSPや本ファイルを認識可能なアプリの機能でnar、更新ファイルを作成する場合に限って有効である事に注意。
挙動なし
SSPがnar/updates2.dau(updates.txt)を作成する場合、developer_options.txtの指定がなくとも以下のファイル・フォルダは自動的に対象から除外される。
ファイル
フォルダ
ゴーストのホームフォルダからの相対パスで指定したファイルについて、カンマ区切りでオプションを指定する。
フォルダごとの指定は不可。
ignoreオプションがあると、updates2.dau(updates.txt)作成時に対象を更新対象に含めない。
挙動なし