インストール

配布用アーカイブの作成方法自体は「配布用ファイルの作成」のページを参照。

ゴーストは一般的にnarという拡張子のアーカイブで配布される(なー。Nanika ARchive)。

narはzipの拡張子を変えただけのもので、実体はzipなので、サーバによってはzipで配布する場合もある。

lzhでも解凍DLLがあればインストール可能ではあるがよほどの理由が無い場合は使用しない。

SSPではcabや自己解凍exeでも一応インストール可能。

アーカイブは解凍して手動でインストールすることもできるが、install.txtが適切に用意されていれば、D&Dなどの手段でインストーラ機能が働き、自動的にインストールできる。

narはinstall.txtを含んだゴーストフォルダをベースウェア(SSP)本体にD&Dすることによって作成可能。

手動でzip圧縮しリネームしたものと同等だが、その場合フォルダの階層を深くしてしまわないように注意。

ゴーストを配布する際にゴーストとシェルのフォルダにあるprofileフォルダや、セーブデータ等を含めないように注意すること。

ネットワーク更新でも同じことがいえる。

SSPでは、その制御のためにdeveloper_options.txtが用意されている。

標準的なゴーストの場合
+-(myghost)
  +-ghost
  +-shell
  +-install.txt
  +-developer_options.txt (SSPのみ)
  +-readme.txt
  +-thumbnail.png
  :
  :

supplementの場合、上記の内容のフォルダ構造はそのまま、追加するファイルのみ含めた状態でアーカイブ化する。

例えばdic_supplement.txtというファイルをghost/master/に追加したいなら

+-(mysupplement)
  +-install.txt
  +-developer_options.txt (SSPのみ)
  +-ghost
    +-master
      +-dic_supplement.txt

となる。

標準的な追加シェルの場合
+-(additional_shell)
  +-install.txt
  +-developer_options.txt (SSPのみ)
  +-descript.txt
  +-readme.txt
  +-thumbnail.png
  +-surface*.png
  +-surfaces.txt
  :
  :
標準的なバルーンの場合
+-(myballoon)
  +-install.txt
  +-developer_options.txt (SSPのみ)
  +-descript.txt
  +-balloonc*.png
  +-balloons*.png
  +-balloonk*.png
  :
  :
ゴーストにバルーンなどを同梱する場合
+-(myghost)
  +-install.txt
  +-developer_options.txt (SSPのみ)
  +-ghost
  +-shell
  +-(myballoon)
    +-descript.txt
    +-balloons0.png
    :
    :

プラグインなどでも同様(シェルを同梱する場合はこうせずに普通にshellフォルダ以下に置けばよい)。

また、同梱される側(上例のバルーン)にはinstall.txt不要。あっても無視される。

(SSP専用)複数インストール用パッケージ
+-(mypackage)
  +-install.txt (package用)
  +-(myghost1)
    +-install.txt (myghost1用)
    +-developer_options.txt (SSPのみ)
    +-ghost
    +-shell
    :
  +-(myghost2)
    +-install.txt (myghost2用)
    +-developer_options.txt (SSPのみ)
    +-ghost
    +-shell
    :

パッケージ用および個別の内容用それぞれに、別のinstall.txtが必要な点に注意。

ghostに限らず単体のアーカイブにできるあらゆるものを同梱可能だが、shellやsupplementなど特定の対象があるものは、異なる対象のものを混ぜないように注意。

その他、ヘッドラインセンサ、プラグイン単体配布なども同様に、その一番上のディレクトリにinstall.txtを置く。
install.txt

インストール設定を記載するテキスト。

このファイルがなければD&Dなどによる自動インストール機能は動作しない。

アーカイブの内容種別、アーカイブ名称、ディレクトリ名などを設定する。

詳細はリンク先を参照。

developer_options.txt

SSPのみ。省略可。

install.txtと同じ場所に配置する。

ただし複数インストール用パッケージの場合、最上位のinstall.txtではなく、各コンテンツのinstall.txtのある場所に用意する点に注意。

SSPでnarを作る場合に、対象に含めないファイルなどを設定するためのファイル。

書式など詳しくはリンク先を参照。